漆は英語名でも「JAPAN」と言い、日本を代表する文化・伝統技術です。
漆ラボでは、日常にもっと漆をとりいれて欲しいという思いから、私たち竹内工芸研究所が中心となって始めたWebサイトです。
- 日本に昔から伝わる良質な漆を求めて「漆掻き」
- 日常使いの「ファミリー漆器」
- 欠けた漆器は、丁寧に直して使う「修理・修繕・直し」
この3つを柱として私たちが考える「漆の魅力」をお伝えいたします。
竹内工芸研究所が目指すこと
竹内義浩・慶子の二人で運営しております。
長野県の駒ヶ根市・天竜川のほとりに工房を構えています。
先人から受け継いだ漆を採取する技術と漆芸の伝統技術は、かけがえのない当工房の財産です。
家族の暮らし方や、日常の気づきなど、家庭の中から漆を発信したい、皆様の生活の記憶になりたい、そんなことを目指して製作しています。
1972年東京都生まれ。
都立南多摩高校在学中から4年間デッサンと水彩を精力的に学び、四国の香川県漆研究所で漆芸の基礎を習得する。
縁あって株式会社アルテック社で漆職人として約6年間勤める。
2004年駒ヶ根市で結婚独立。
2007年日本漆搔き技術保存会後継者長期研修修了。恩師 大森俊三氏の下で5年間修行する。
2013年木曽漆器工業協同組合へ加入し漆原料全般(漆掻き・精製工場)の業務委託を請ける。
- 2006年伊那美術展 会員佳作賞、2010年長野県展初入選、2011年日本現代工芸美術長野会第8回公募展 信濃毎日新聞社賞、2012年日本現代工芸美術展初入選 他
- 一般社団法人現代工芸美術家協会会友、伊那美術協会会員、日本文化財漆協会常任理事、日本漆搔き技術保存会準会員、木曽漆器工業協同組合員 他
1974年長野県生まれ。
県立伊那弥生が丘高校から新設の東北芸術工科大学へ進学し、同大学院まで漆芸素材の基礎的な研究に取り組んだ。
旧長野県工業試験場製品科学部研修生、文化庁H17年度新進芸術家国内研修制度伝統文化分野研究員、また、旧財団法人木曽地域地場産業振興センターで学芸員などを経験する。
義浩と出会い、結婚独立。三児の母を努めながら漆器を製作している。
- 2005年伊那美術展伊那市長賞受賞
- 伊那美術協会会員、漆を科学する会、日本文化財漆協会会員、日本漆工協会会員 他