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蘇った器たち

漆ラボで修理した、金継ぎ・漆器のビフォー・アフターを紹介します。

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【椀の例】
一点から揃いのものまでお請けできます。割れ、欠け、塗膜のはがれ、色あせ、変色、浮きなど、椀は漆器の中で一番過酷に使われるものなので痛み方も様々。無地や蒔絵、沈金等の加飾のある椀の中には、下地内容によってすべてはがさなければならない場合もあります。朱塗り等、色味の加減はご相談ください。

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【高坏の例】
このように漆が剥げて木地がみえた状態でも直ります。 割れ欠けの部分に別の木を補てんしました。麦漆という漆の接着剤で接着しています。

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【木魚の例】
長年の使用で剥げてしまった部分には、新しく下地をするなどして直しています。 今の時代ではなかなか入手できない手彫りの木魚です。

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【陶磁器の例】
金継ぎといわれるものです。他に銀やプラチナ、色粉など。にゅう、ほつれ等の傷を漆で直します。当工房の金継ぎは、基本的に漆で接着して金粉を使用します。景色の都合で色味や線の太さなどを工夫しています。

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【美術品の例】
写真:千村士乃武「乾漆親子馬」のうち仔馬(管理者:木曽路美術館)痕跡が目立たず、現状を維持していけるような直しを依頼されました。(2005年)

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◆漆ラボにて、修理中の器のことなど「ブログ・金継ぎ日誌」にて更新中です。

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